ラズパイ、テンキーで案内ロボット完成

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ラズパイ、テンキーで案内ロボット完成

インターネット接続が難しいエリアや施設で、種々の案内をするロボットを開発しました。

・観光地での観光スポットや施設、お店、お食事処などの案内
・施設内での種々の芸術作品の案内
・店内での商品の案内
・公共施設でのサービス案内
など

様々なシーンで気軽に利用できる手のひらサイズの案内ロボットです。
ご当地のマスコットキャラクターに内蔵して利用することも出来ます。

利用形態は、
イヤホンをつけてテンキーを携帯し、
・案内ロボットを肩に掛けて散策しながら利用する。
・自転車で散策しながら利用する。

自転車の場合は、テンキーを自転車のハンドルに装着してキー入力ができます。

予め案内対象に番号を設定して、ロボットとBluetooth®(ブルートゥース)で接続したテンキーで番号をキー入力すると対象の案内をイヤホンでします。

インターネット接続が不要なため利用場所を選びません。
ビエンナーレ(biennale)などでも効果的に、ロボットがあらゆる案内をすることができます。

案内ロボットには、以下の機能があります。

  1. リピート機能
  2. 巻戻し機能
  3. 先送り機能
  4. 中断機能

リピート機能は、案内を最初から行う機能で何回も同じ案内を聞くことができます。
巻戻し機能は、1つ前のフレーズを再度聞くことができます。
先送り機能は、1つ先のフレーズを聞くことができます。
中断機能は、途中で案内を中断したい場合に利用する機能です。

案内は、案内文章を句読点の「。」と句読点の「、」で句切り、区切られたフレーズ毎にイヤホンまたはスピーカーで音声案内します。

案内中でも、新たな案内対象の番号がテンキーから入力された場合には、その新規の案内を優先的に行います。
いつでも割り込みができる仕様になっています。

番号を非同期に受付けるサーバーを立ち上げ、ソケット通信でテンキー入力の番号をクライアントに渡します。
クライアントは、番号に対応した案内文をフレーズ毎にスレッドを立て案内文を音声出力します。

その他の機能として、

  1. アンケート機能
  2. クイズ機能

などがあります。

開発プログラミング言語は、python バージョン3です。

群馬プログラミングカレッジでは、種々のロボット開発を行っています。

  1. 人工知能自然会話ロボット
  2. 人工知能音声認識案内ロボット
  3. julius音声認識案内ロボット
  4. テンキー案内ロボット

などのロボットを開発しました。

これからは、
・スマホと連携した案内ロボット
・ロボット同士の会話システム
・複数のロボット会話システム

などのロボットを開発予定です。

群馬プログラミングカレッジでは、ロボット開発に興味のある方(生徒)を募集しております。
随時、募集しておりますので、お気軽に当サイトからお問合せください。

小学生、中学生、高校生以上の方を募集しております。

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IoT機器のウイルス感染危機

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IoT機器のウイルス感染危機

 IoT(Internet of Things:モノのインターネット)とは、家電や自動車、医療機器、工場内の機器などあらゆるものをインターネットにつなぎ、遠隔操作や情報収集ができるようにする仕組みです。

2015年にIoT機器は、全世界に154億個あり、2020年までにその約2倍の304億個に増える見込み。(情報通信白書)

ウイルスを市販の機器に感染させると、電源が入らず、機器のプログラムが破壊されていた。というような新たな脅威がこれから広がる。

2017年5月12日ランサム(身代金)ウェアと呼ばれるウイルスが世界の150か国、30万台の機器に感染した。

これにより、イギリスの病院では、407件の手術を延期せざるを得なかった。

IoT機器を狙ったサーバー攻撃

 

 

読売新聞(2017年8月16日)

あらゆるものがインターネットにつながり、病院や工場の稼働を止めたり、日常生活で使う家電を誤動作させたりと、目に見える被害を生じさせられる時代になりつつある。

現状は、玄関の前まで泥棒が来ているのと同じ。カギを開けられ、侵入される前にどんな対処ができるか?

群馬プログラミングカレッジのIoT教室では、IoTシステムのセキュリティー対策についても学んでいきます。

ロボットもインターネットに接続していますので、セキュリティー対策は必須です。

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