DockerによるDjango開発環境コンテナ作成&起動

LINEで送る
Pocket

DockerによるDjango開発環境コンテナ作成&起動

DockerによるDjango開発環境

ソースコードの開発は、Windows上のPyCharmで、アプリケーションの動作確認はDockerコンテナ(Ubuntu)のrunserverで実行できる環境構築におけるDockerコンテナ作成&起動操作メモです。

 

全体像は、次のようになります。

DockerによるDjango実行環境

 

コンテナの一覧表示

docker ps -a

 

 

1つまたは複数のコンテナを削除

docker rm コンテナID

 

 

イメージを一覧表示

docker images

 

 

1つまたは複数のイメージを削除

docker rmi イメージID

 

 

mysiteイメージ作成

 

Dockerfile格納ディレクトリ(mysite)に移動して、実行

 

以下は、Dockerfileの内容です。

Dockerfileは、拡張子は付けません。

ubuntu:18.04をベースにしたDockerイメージ作成用の内容です。

 

 

 

 

docker build -t mysite:1.0 C:\Users\user\PycharmProjects\mysite

 

 

Dockerコンテナ作成&実行

 

docker run -it -p 8000:8000 -v C:\Users\user\PycharmProjects\mysite:/root/mysite –name mysite mysite:1.0 /bin/bash

 

Dockerコンテナを実行し、bashで対話型シェルにログインする。

その際、runserverのために8000番ポートを開けておく。

また、DjangoプロジェクトのディレクトリをDocker側の「/root/mysite」ディレクトリと同期する。

 

 

Docker側で必要なモジュールを適宜インストールする。

 

root@XXXXXX:~/mysite # pip3 install “Django==2.2” # Djangoのインストール

# XXXXXXは、コンテナID

root@XXXXXX:~/mysite # apt-get install nano # nanoエディターのインストール

 

 

Webサーバー実行

 

root@XXXXXX:~/mysite # python3 manage.py runserver 0.0.0.0:8000

 

 

実行したら、ブラウザで確認

http://0.0.0.0:8000

http://localhost:8000

 

 

 

Dockerコンテナ起動

docker start コンテナIDまたはname

 

Dockerログイン

docker attach コンテナID

 

Dockerログアウト

docker dettach コンテナID

 

Dockerコンテナ停止

docker stop コンテナIDまたはname

 

 

インストールできたら、サービスの起動確認

 

 

Docker起動手順

 

UbuntuにMySQLをインストールして、DjangoでMySQLに接続します。

 

 

  1. Powershell起動
  2. docker ps -a
  3. docker start コンテナID
  4. docker attach コンテナID
  5. root@[コンテナID]:~/mysite # service mysql start # mysql起動
    「root@[コンテナID]:~/mysite #」は、Ubuntuのコマンドプロンプト
  6. root@[コンテナID]:~/mysite # mysql -u root # 作成したユーザでMySQLへ接続
  7. root@[コンテナID]:~/mysite # quit # mysqlから抜ける
  8. root@[コンテナID]:~/mysite # python3 manage.py runserver 0.0.0.0:8000 # サーバーを起動
  9. http://localhost:8000/ # ブラウザで確認

 

LINEで送る
Pocket

Djangoを利用したコンテンツ管理システムの開発

LINEで送る
Pocket

Djangoを利用したコンテンツ管理システムの開発

Django2.2 Webフレームワークを利用したWebによるコンテンツ管理システムを構築。

環境:

  • PyCharmを使用して、Djangoの開発環境を構築。
  • Pythonプログラミングは、Windows上のPyCharmで開発。
  • Windowsは、OSが64bit版 Windows 10 Pro、Hyper-Vが利用できることが最低条件。
  • Docker Desktop for Windowsを利用し、アプリケーションの動作環境は、DockerコンテナのUbuntu上にMySQLサーバー、クライアントをインストールして構築。
  • DjangoプロジェクトのディレクトリをDocker側の「/root/<Djangoプロジェクト名>ディレクトリと同期。

LINEで送る
Pocket