IT人材奪い合い
IT(情報技術)従事者にとっては、嬉しいタイトルですね。
IT人材とは:
インターネット通販などの業務システムや、家電などに組み込むソフトウェアを開発する人たちが代表的。
サイバー攻撃からコンピューターシステムを守る人も含まれる。
ビッグデータを分析する専門家や、人工知能(AI)に関するプログラムをつくる人などは「質」、「量」とも大幅に不足すると見込まれている。
「人材不足でプログラムの欠陥を修正できない」、「開発が進まず、販売開始が1年以上も遅れている」、「その企業もIT技術者がたりない。こちらは選び放題だ」
56万円の給付金:
経産省は、IT人材は、2020年に約37万人、30年に約79万人も不足すると推計している。
政府や教育機関も人材育成や確保に乗り出している。
政府は、2018年4月から、国が指定するIT講座の受講者に最大で年56万円を給付する制度を本格的に始める。
社会人にITを学び直してもらい、即戦力にする狙いだ。
2020年度からは、小学校でプログラミング教育を導入し、「将来のIT人材」の育成が本格化する。
平均年収は:
プログラマーの平均年収は、米国では約950万円、日本は約400万円にとどまっている。
待遇に不満を感じてIT業界を離れる若者も多く、待遇改善は急務になっている。
転職求人倍率は:
IT技術者は、1人の転職希望者に対する求人数を示す「転職求人倍率」が、5年前の約2倍から直近は約4倍となった。IT技術者の人材難は際立っている。
参照:
2017年12月24日
読売新聞