複数ロボット会話システムの開発

LINEで送る
Pocket

複数ロボット会話システムの開発

複数のロボットがお互いに会話するシステムです。

 

 

システム構成:

  • インターネットに複数のロボットを接続
  • 各ロボットは、クラウドのAI自然会話Webサービス、音声認識Webサービスに接続
  • 各ロボットは、ロボットの会話の同期など制御するサーバに接続
  • サーバーは、NTTコミュニケーションズのBizメール&ウェブビジネスサーバー
  • データベースは、MySQLサーバー

ロボットのハードウェアは、Raspberry Pi(ラズベリーパイ)とArduino(アルドゥイーノ)、マイクロホン、スピーカー、LED2個、サーボモータ3個で構成

ロボットの開発プログラム言語はpython
Arduinoの制御言語はC/C++言語
ロボット会話制御Webサービスは、PHP言語

 

会話モード:
(1)シナリオ会話モード(今回開発完了)
(2)AI自然会話モード(開発開始)

シナリオ会話モードは、複数のロボットが会話するシナリオをサーバーに配置して置き、各ロボットは会話を開始時にサーバーからシナリオをダウンロードしてローカルファイルに格納する。

各ロボットはシナリオに沿って、同期を取りながら会話をする。
同期の制御などは、サーバー上のWebサービスプログラムが行う。
各ロボットは同時に発話することもできる。
ロボットの音声は「喜怒哀楽」を表す4種類の発声を行うことができる。
複数のシナリオを登録して置き、そのシナリオを繰返し会話をすることができる。
参加するロボットの数は制限がなく1台のロボットからn台のロボットに会話を行わせることができる。

シナリオ会話モードの利用シーン:
展示会での作品の案内
観光地の案内
会場の案内

など、様々な案内を人に代わってロボットが案内できる。

AI自然会話モードは、複数のロボットがAI自然会話をお互いにするモードで、「ある特定のテーマ」を与え、このテーマに関連する自然会話を行う。
「ある特定のテーマ」は、インターネット上のある「特定テーマ」関連情報をロボットが自動収集(キューレーション:curation)して、その情報を基に他のロボットへ発言して、お互いに会話を進める。
会話内容はサーバーのMySQLデータベースに記憶する。
ロボットは、新たな言葉(名詞)が投げかけられるとその言葉を記憶していき、徐々にボキャブラリーを自ら増やしていく。
このような学習機能を持たせることで、複数のロボットの会話がどのような結果を導くかは、興味ある。

 

自分の会話ロボットとこのシステムの会話ロボットとインターネット上で会話したいという方は連絡ください。
会話のWebサービス仕様をお伝えします。

 

LINEで送る
Pocket

チャットボット(AIとロボットの進化で劇的に変わる未来)

LINEで送る
Pocket

チャットボット(AIとロボットの進化で劇的に変わる未来)

チャットボット chatbot

チャットボット(chatbot)とは、「チャット」と「ボット」を組み合わせた言葉で、人工知能を利用し、人間との対話やメッセージのやりとりを行うコンピュータープログラムのことです。
「チャット」は、インターネットを利用したリアルタイムコミュニケーションのことで、主にテキストを双方向でやり取りする仕組みで、既に利用されている技術です。

「ボット」は、「ロボット」の略で、人間に代わって、処理を自動化するプログラムのことです。

人間同士が会話するチャットに対して、「チャットボット」は一方は人工知能を組み込んだコンピュータが人間に代わって対話するシステムです。

このような仕組みは以前から存在していたが、あらかじめ人間によってパターン化された対応しかできていませんでした。
従って、人工無脳と揶揄されていました。

「AlphaGo」が、2016年3月に囲碁の世界王者(イ・セドル九段)に勝利(5戦中4勝1敗)するなど、急速な人工知能の発展と自然言語処理技術が実用的なレベルになってきたこともあり、チャットボットが様々なWebサービスのユーザーインターフェイスやプラットフォームになるとまで期待されるようになっています。

 

すでに、LINEやFacebook、TwitterなどのSNSには、ボットが登場しており、今後は様々なサービスにチャットボットが搭載されるようになります。

例えば、
コールセンターでのチャットボット利用が拡大されれば、業務効率を大幅に改善できます。

教育分野などあらゆる分野でチャットボットが活躍する時代が急速に迫ってきています。

レストラン、ホテル、航空券などの予約などを秘書のようにチャットボットにお願いすれば実現してくれるでしょう。

ECサイトでのショッピングもチャットボットの質問や提案に応えると自分にピッタリの商品が見つかるようになるでしょう。

人工知能については、まだまだ発展の余地がありますが、従来の機械学習、ニューラルネットワークなどから、「ディープラーニング(深層学習)」という技術的ブレークスルーが起きてから、わずかここ数年の進化は非常に大きく、今後の加速度的な進化が期待できます。

そして、チャットボットの発展は、プラットフォームとしての覇権争いとなるため、大手企業を中心に参入企業向けに開発ツールやAPIなどが公開されはじめています。

IBMは「Watoson」の「Botkit Watson」というチャットボット向けの「 Watson Conversation 連携ミドルウェアプラグイン」を提供することを発表しています。
リリースによれば、まず、開発者に人気のビジネスチャット「Slack」向けに会話エンジンとして「 Watson Conversation」を提供し、さらに「Application Starter Kit」など、開発者向けにAPIやサンプルコード、チュートリアルなどのリソースを順次公開していくとのことです。

 

このように、今後数年間であらゆるWebサービスがチャットボットをユーザーインターフェイスとする劇的な変化を遂げるでしょう。

群馬プログラミングカレッジでは、ロボットがアンケートやクイズを会話形式でおこなうシステムを開発しました。

現在、サーバーを経由して、複数のロボットが会話するシステムを開発中です。

本屋の人工知能関連の書籍が多くなりました。

AI(人工知能)

 

棚の上段にあった「チャットボット」本です。

チャットボット(AIとロボットの進化が変革する未来)
本書では、現在のチャットボットブームを解説すると共に、チャットボットの普及によってこれから訪れるであろうWebの変化やビジネス展開などについて、事例を交えて詳しく動向を解説します。

 

 

LINEで送る
Pocket