群馬県内でも英語教育強化/プログラミング教室開設する塾の先取りの動きが広がっている

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群馬県内でも英語教育強化/プログラミング教室開設する塾の先取りの動きが広がっている

小学3年からの外国語活動やプログラミング教育の導入を盛り込んだ次期学習指導要領の実施をにらみ、学習塾が英語教育を強化したり、プログラミング教室の開設など、群馬県内でも先取りの動きが広がっている。

プログラミング教育は指導者が少ないため少人数制を採用している塾がある。

プログラミング教育を巡っては昨年4月の産業競争力会議で「日本の若者に第4次産業革命を生き抜き、主導していってほしい」として小学校からの必修化を明言。これと前後して、子どもを持つ父母の関心が高まっている。

参考:YAHOO JAPANニュース 上毛新聞
上毛新聞 2/15(水) 6:00配信


これからの長い人生を生き抜くためには、親も子どもも「21世紀型スキル」が必要な時代です。
今のプログラミング教育の盛り上がりの背景に「21世紀型スキル」があります。

21世紀型スキルの価値観は、「プログラミング教育」との親和性が高く、プログラミング教育を通して、21世紀型スキルを身に付けようということです。

プログラミング教育の盛り上がりを受けて大手IT企業などが「子どもプログラミング教室」を開講しております。

 

21世紀型スキルとは、
 1) 創造性
 2) 問題解決力
 3) 批判的思考力
 4) 多言語コミュニケーション能力
 5) チームで仕事をする能力
 6) 情報リテラシー
 7) 多文化理解
 
を含む包括的な教育目標体系ですが、OECD加盟国では、学校教育を変革して取り入れようとしています。
 
 
 

 

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なぜ、小学校からプログラミング教育が必要なのでしょうか?

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  • なぜ、小学校からプログラミング教育が必要なのでしょうか?

 
文部科学省は、小学生からコンピューターのプログラミングに関する教育を充実させようと、2016年4月に行われた政府「産業競争力会議」で、有識者会議設置を表明しました。
これとは別に審議している次期学習指導要領(小学校は2020年度)に反映させたい考えです。
なぜ、小学校からプログラミング教育が必要なのでしょうか。
 

 

  • 第4次産業革命への対応

今後、あらゆる物とインターネットをつなぐ「モノのインターネット」(IoT)や人工知能(AI)などの発展が見込まれています。
政府は、こうした「第4次産業革命」への対応を、成長戦略の一環に据えました。
このためには、優秀なIT人材を育成する必要があり、初等中等教育(小~高校の教育)でプログラミング教育を必修化する方針を打ち出しました。
 

次期指導要領の審議でも、中学校の技術・家庭や、高校の教科「情報」で、プログラミング教育を盛り込む方向性が、既に固まっていましたが、小学校はまだ方向性が固まっていませんでした。
そこで文部科学省は、4月に行われた政府「産業競争力会議」で、小学校からプログラミング教育を必修化するための有識者会議を開くことを表明しました。

 

 
  • 論理的思考力や問題解決力のためにも

ただ、プログラミング教育は、プログラミングができる人材の裾野を広げるという意義にとどまりません。
プログラミングをするには、論理的思考力や創造性、問題解決能力が欠かせません。
プログラミング教育には、そうした資質・能力を育める側面があります。
現代生活は、コンピューターと無縁ではいられません。
子どもたちが将来の社会で活躍できるよう、小学校のプログラミング教育とは何かを十分議論して頂きたいです。
 

 
  • 小学校教育におけるプログラミング教育の在り方

 
小学校におけるプログラミング教育が目指すのは、
子供たちが、コンピュータに意図した処理を行うよう指示することができるということを体験しながら、身近な生活でコンピュータが活用されていることや、問題の解決には必要な手順があることに気付くこと、各教科等で育まれる思考力を基盤としながら基礎的な「プログラミング的思考」を身に付けること、コンピュータの働きを自分の生活に生かそうとする態度を身に付けることである。
参考: 
平成28年6月16日
文部科学省 小学校段階における論理的思考力や創造性、問題解決能力等の育成とプログラミング教育に関する有識者会議

 

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