30代から40代の親が子どもの教育に向けてなすべきことは?

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30代から40代の親が子どもの教育に向けてなすべきことは?

これからの長い人生を生き抜くためには、親も21世紀型スキルが必要。

 
21世紀型スキルという価値観が普及しつつあります。
21世紀型スキルとは、これからの変化の激しい社会を生き抜くために必要とされる能力のことです。
 
 
 
プログラミング教育の盛り上がりは2つの背景があります。
 
一つに「21世紀型スキル」があります。
理由は、21世紀型スキルの価値観は、プログラミング教育との親和性が高いということです。
 
もう一つは、「IT人材不足」です。
すごい勢いで進む情報化社会となり、IT人材不足は深刻な問題となっています。
 
もともと21世紀型スキルは、マイクロソフトやインテル、シスコシステムズなどの産業界のプレッシャーを受けて議論が進んできたものです。
 
21世紀型スキルは、アメリカを中心に多国籍のフレームワークで検討されてきました。
 
  1. 創造性
  2. 問題解決力
  3. 批判的思考力
  4. 多言語コミュニケーション能力
  5. チームで仕事をする能力
  6. 情報リテラシー
  7. 多文化理解
 
を含む包括的な教育目標体系ですが、OECD加盟国では、学校教育を変革して取り入れようとしています。
 
しかし、高度な21世紀型スキルを教育するためには、専門性を持った教員を育成する必要があります。
 
このためには、学校が21世紀型スキルに対応した教育体制に変革する必要があります。
 
従来の「工業社会型」から「21世紀型」への転換ということです。
 
 
 

親自身の意識も「21世紀型」への転換が求められる

 
家庭内では、親自身の意識も「21世紀型」への転換が求められるということです。
 

30代、40代の親がこれからの長い人生を生き抜くためには、親にも21世紀型スキルが必要ということです。

子どもと共に親自身も21世紀型スキルを身につけるために自覚的に学ばなければならないということです。

 
21世紀型スキルは、今後、21世紀に必要と思われるスキルを列挙しているわけで、親も無縁ではいられません。
 
今の30代から40代は、「学び」を投資として行うことから、もう逃げ切れる世代じゃないということです。
 
 
 
「21世紀型スキル」は、子ども達はもちろん、親にとってのスキルでもあるということです。
 
 
 

教育現場にも変革が求められる中、親は何をすべき?

 
目標に向かって自己投資や勉強をしている親の姿を子どもに見せることが大事です。
 
教育現場にも変革が求められる中、親は何をすべき?
 
親が子どものために時間を割くことが難しいからこそ、本来は公教育でやるべきです。
 
親がどんな状況にあろうと、高度な教育が受けられる機会保障が必要です。
 
しかし、今は時代の端境期のため、すぐにそういった環境が実現される見込みはありません。
 
このような状況で親に何ができるかとなると、
 
「21世紀型スキル」は、子ども達はもちろん、親にとってのスキルでもあるという自覚をもって、子どもと一緒に学んでいこうという意識をもちながら子どもをサポートして行くことです。
 
プログラミング教育も親がプログラミング教育の意義を理解して、子どもをサポートすることが必要です。
親もプログラミングを勉強しなさいということではありません。
 
子どもの意欲を継続的に高め、21世紀型スキルを育てていくことが大切です。
 

これは、30代から40代の親が取り組むべき、

いちばん本質的なことです。

参考書:

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デジタル教科書2020年から導入か?

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デジタル教科書2020年から導入か?

デジタル教科書で学習効果の高い指導例を作成

 
デジタル教科書は、今までの紙の教科書の内容をデジタル化して、タブレット端末などで見れるようになる。
 
2020年度から小中高で導入される見通しで、文科省は、学習効果の高い指導例を示した指針を作成する。
 
タブレット端末や通信環境の整備を含め、費用は各自治体や保護者の負担とする見通し。
 
 
 

障害のある児童生徒らへの教育効果が期待できる

 
デジタル教科書の文字拡大や音声読み上げ機能は、障害のある児童生徒らへの教育効果が期待できると指摘した。
 
 
 

タブレット端末でプログラミング教育も容易に

 
児童生徒全員がタブレット端末を所有することで、マルチメディアをうまく活用して効果的な授業ができるようになることを期待します。
 
端末でのプログラミング教育も容易にできそうですね!

 
 
 
 
  
参考:読売新聞 2016年12月1日

 
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