2018年は機械学習の転機

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2018年は機械学習の転機

 人工知能(AI)の中核要素である機械学習は、「驚異的なペースで」進化しています。

2018年8月、本屋の本棚には、機械学習関連の本が急増しています。

 

機械学習関連本
機械学習関連本が急増中(2018年8月)
機械学習関連本
機械学習関連本が急増中(2018年8月)
python機械学習
pythonによる機械学習 解説書

 

機械学習も環境が整ってきて、サービスやアプリケーションに機械学習を組み込んだ事例が頻繁に発表されており、AIの有用性が実証されています。

群馬プログラミングカレッジでは、ディープラーニングを利用した画像認識AIモデルを構築して、温泉街の施設(旅館、ホテル、お店など)やスポットをカメラ撮影で、特定して、その施設、スポットの案内をする温泉ガイドロボットを開発します。

群馬プログラミングカレッジが開発した温泉ガイドロボットは、以下の3種類のメディアを利用した案内対象指定入力バージョンがあります。

1) テンキー番号入力
2) Julius:ジュリアス(音声認識エンジン)を利用したマイク入力
3) Googleのクラウド音声認識を利用したマイク入力

今回、このバージョンに加えて、画像認識AIを利用したカメラ撮影入力で案内対象を特定するバージョンを開発します。

これにより、ユーザフレンドリな温泉ガイドロボットに進化します。

群馬プログラミングカレッジでは、ディープラーニング技術習得して、AIでの課題解決システム構築できるエンジニアの育成を行います。

 

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案内ロボットのコンテンツの考察

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案内ロボットのコンテンツの考察

上のアイキャッチ画像は、四万温泉の「くらっぽ」キャラクターのポシェットです。
このポシェットを肩にかけて、温泉ガイドをしてもらいます。
ポシェット内に温泉ガイドロボットが入っています。
このように、「癒し」のある温泉ガイドロボットです。

ロボットでの案内(ガイド)のニーズが増えている。

案内コンテンツの作成について考察する。

案内コンテンツは、季節、日時などの時間的条件で内容を変えたいニーズがある。
また、案内コンテンツの内容によって、次の案内コンテンツを利用者判断で取捨選択したい場合もある。
このようなニーズに対応する案内コンテンツの構成と制御方法を示す。

1. 時間的条件:

コンテンツの内容を季節、月などの時間的条件で変えるように、コンテンツをデータベースで管理する。

(1)季節(春、夏、秋、冬)
(2)月(1月、2月、~12月)
(3)月の旬(上旬、中旬、下旬)
(4)日(1日、2日,3日、~31日)
(5)午前・午後(午前、午後、夜)
(6)時刻(0時0分0秒、1時、2時、~23時59分59秒)

 

2. 利用者判断条件:

利用者の判断でコンテンツのガイド方法を制御する。

(1)今の案内を最初から聞きたい
(2)今のフレーズをもう一度聞きたい
(3)次のフレーズは聞きたくない
(4)案内を終了したい
(5)A、B、Cの中で、Aに関心があるのでAを聞きたい(複数の選択肢から選択)

 

3. 案内音声の選択:

案内音声を利用者が選択できる。

(1)女性音声
(2)男性音声
(3)人間の音声
(4)ロボットの音声

 

4. 複数ロボットでの案内:

複数のロボット(男性の声のロボット、女性の声のロボットなど)で案内を行える。

(1)各フレーズをどのロボットが発話するかを制御
(2)複数のロボットが同時に発話する

 

5. 発話の喜怒哀楽:

コンテンツを喜怒哀楽の声表現で発話する。

(1)各フレーズの発話の喜怒哀楽制御

 

6. 案内コンテンツの構成

コンテンツの句読点(。)単位をフレーズとして扱う。

(1)フレーズ:句読点(。)単位を1フレーズと定義する。

 

テンキー案内ロボットのプロトタイプ
案内ターゲット毎に振られた番号をテンキー入力することで、案内を行う。
音声出力は、イヤホン、Bluetoothスピーカーを選択できる。

テンキー案内ロボットの構成:

(1)制御部(Raspberry Pi)
(2)案内指示(無線テンキー)
(3)音声出力(イヤホン、スピーカー)
(4)開発プログラミング言語:python
(5)制御方式:Socket通信
(6)音声合成:各種音声合成ソフト採用
(7)ログ情報収集(利用日時など)

群馬プログラミングカレッジでは、プログラミングやAIロボット開発に興味のある方を募集しております。
共同開発したり、先端AI技術を利用したシステム開発などを行います。

また、子どもプログラミング、プログラミング教育などに関心のある方のお問合せをお待ちしております。

群馬プログラミングカレッジでは、四万温泉協会と複数ロボット案内システムや温泉ガイドロボットなどの共同開発に参加しております。

 

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