長く取り組むからこそ成果がある
5年以上教室に通い続けている子どもたちがたくさんいます。
ビジュアルプログラミング言語のScratch(スクラッチ)からプログラミングの基礎を学び始めた子どもたちが徐々にタイピングのスキルを習得してより高度なプログラミング言語のコーディングできるようになります。
定期的に長く取り組むからこそ現場で見られる成果があります。
自分で考えられるようになる
このような長期的なプログラミング学習がもたらす成果は、受け身にならず、自分で調べて知識を取りに行く態度が見につくことです。
普段、人に教えられることに慣れていて、受け身な態度が身についている子どもたちは、最初はなんでも先生の指示待ちになります。
ところが、プログラミングを進めるうちに、自分の作品を開発するには何を学べばいいか、どのように学べばいいかもだんだん自分で考えられるようになります。
新しいチャレンジの気持ちが湧く
プログラミングの学習では、子どもたちの作りたいものを作る、ということが基本です。
それぞれの作品やプログラミング言語が違うため、学ぶことも毎回異なります。
これを繰り返すうちに、作品作りのためにはどんな知識が必要かを自分で調べ、新しい言語を自分で学ぶようにもなるものです。
また、もう一つの成果として、モノ作りにちゅうちょせず、新しいことにチャレンジしてみようという気持ちを持つようになることがあります。
これは、子どもたちがプログラミングを学習して、物事には仕組みがあり、その仕組みを自分で作ることができることを経験として知るからです。
プログラミングが最適
このような思考を学ぶにはプログラミングが最適です。コンピューター一つで、現実世界の制約から離れた自由なモノ作りができるからです。
参考:子どもにプログラミングを学ばせるべき6つの理由
TENTO:竹林 暁 氏