コンテンツマーケティング業界の浄化になれば良いが!
DeNAは、自社のまとめサイトの事実誤認、無断転用などの理由で10サイトを休止した。
このサイト休止の影響でDeNA以外のIT大手でもまとめサイトの記事の公開中止が相次いでいる。
サイバーエージェント、リクルートホールディングは、健康や美容に関する記事の公開を取りやめた。
ヤフーも無断転用の指摘があり、独自の編集記事を非公開にした。
今回の件は、今後のコンテンツマーケティング業界全体には、結果としてメリットとなると思います。
大手IT企業が誠実に取り組むことにより、インターネット全体でよりよい記事が公開されるようになると思われます。
すべての記事が信頼できるということは、今後もありえません。
自ら適切に判断して利用することが必要です。
群馬プログラミングカレッジでも読者に伝える記事は、事実誤認、無断転用がないようにしていきます。
引用、出典、出所を明示するだけでは不十分で、引用が成立するかを決める基準のうち、
「明瞭区別性」と「主従関係」が重要です。
明瞭区別性とは引用箇所を引用符で示し、本文と明確に区別できること。
主従関係は作者の文章が主体で、引用部分はそれを補助する関係にあること。
まとめサイト(キュレーションサイト)は、自由にまとめを作れるため、著作権上不適切な記事となることが構造的にありうるため、「明瞭区別性」と「主従関係」に留意して記事を公開する必要があります。
以上の件は、
群馬プログラミングカレッジのプログラミング教室でもプログラミング教育の一環として生徒に指導していきたいと思います。
参考:読売新聞 2016年12月6日
PDFファイル:
DeNA全10サイト休止へ
参考:読売新聞 2016年12月8日
PDFファイル:
DeNA社長が謝罪 まとめサイト休止問題で